どのアーティストが好きかと聞かれれば、どれか一つを挙げることは難しいので、過去にさかのぼって順番に書いていこうと思います。
まず、中学生になるまでは音楽はほとんど聞きませんでした。
中学に入ってからはCDコンポをおこづかい貯めて買いましたが、あまり何を聞いたか覚えてません。とにかくミーハーでした。それよりなにより他のことに夢中でした。中学まではそんな感じでした。
高校に入ると行動範囲も増えて、色々自由になんでもやれるようになりました。
そしていつの間にかバンドやってました。
きっかけはきっと大した事ではなかったのでしょう、残念ながら何も覚えていません。
そんな風に大して特筆すべきストーリーも無く、淡々と僕の音楽との関わりは始まった訳です。
インターネットで探してメンバーに入れてもらいました。何か同級生とやるのはちがうな、と考えたからです。
なぜなら当時流行っていたゴイステとか、あと文化祭で絶対誰かがやるような感じのバンドは自分には合わないと思っていたし、同級生のやってるバンドでは絶対に何かしらの高校生らしい青春のイザコザが起こっていたからです。
もっとひっそりとやりたい、どちらかというと同級生には注目されたくない。というのも理由の一つでした。
入ったバンドは平均年齢30歳、ジャンルはちょっと古い洋ポップ全般。ですから聞く音楽もイーグルス、ビリージョエル、TOTO、ドゥービーブラザーズ等、これまであまり聞かなかったものばかり、しかも当時苦手だった英語。当時高校1年生の僕を、なぜ彼らがバンドに迎え入れてくれたかは謎です。そしてなぜ僕がこのバンドを選んだかも今思い返すと謎です。
しかし結果的にはとても良いバンドだったし、初めてのバンドがここで良かったと改めて思います。
そしてそのバンドが解散した後は、ホーンセクションのあるバンドに入りたい!と思い、Incognitoのコピー等をやるアシッドジャズのバンドに入りました。そのバンドでごくたまにダニーハサウェイやマービンゲイ、スティービーワンダー等の曲をやったのをきっかけに「ニューソウル、ニューソウルってなんだ?」と、それ系の音楽を色々聞くようになりました。ここからしばらく僕の中でニューソウル熱が続くこととなります。
そして高校卒業後、しばらく経った頃になんとなく読んだディスクレビューをきっかけにD'angeloを聴いてびっくりして「ネオソウル?ネオソウルってなんだ」となります。
当時HIPHOPといえば似た様なシンセの音が鳴っていて、やたらワルぶってて、なんだかなー、という先入観を持っていました。
同様にR&Bに対しても、その多くはパターン化してきたなーと思っていました。
そんな偏見を覆したのがディアンジェロやエリカ・バドゥ、インディア・アリー、マクスウェルといったネオソウル、またの名をオーガニックソウルと分類された人達だった訳です。
彼らはCDショップでHIPHOPやR&Bと同じ棚に並びながらも、僕にとってはまったく違う響きを持っていました。
その少し後、平行して聴き始めたのは上原ひろみでした。歌モノでもないし、今まで聴いてきたものと感じも違いますが単純にこの人の曲とピアノは凄いと思いました。きっかけはそれだけです。でも上原ひろみの曲は、ただ超絶なだけでなく楽曲の幅広さとわくわくするようなグルーヴがとても魅力的で、これから長く聴くアーティストの一人だと思います。
今回はこれぐらいにしようと思います。まだ聴いた事がなかったら皆さんも聴いてみてはいかがでしょうか。逆に、オススメがあったら教えて下さい。