記事一覧

ご無沙汰

約1年ぶりの更新です。
って、簡単に言うけど1年ぶりってスゴくね?
普通なら契約切られるくらいの怠慢ぶりですな。
「1年ぶりなんだからよっぽどの内容なんだろうな」って感じかもしれないけど、
あんま、そうでもないかも、、、。
まぁ、兎に角今回のテーマは

「そんなんでいいの?」

です。
数年前から感じている事なんだけど、スタッフもミュージシャンもアーティストも
何だか変な方向に行き始めてるって気がするんだよね。
勿論、皆が皆じゃないよ。ちゃんとやっているっていうか、カッコ良く生きてる人も
沢山います。
でも、やっぱり「そんなんでいいの?」って言いたくなる人達も沢山いるんです。
この業界も機材が進歩して、どんどん便利になっていきます。
そして全てがデジタル化されて、今やその完成度はかなりのレベルにまできています。
僕は別にデジタル否定派ではありません。
デジタルの良さや便利性は理解してもいるし、時代的にも否定、肯定といった
低次元の話をする気さえおきないくらい定着していますからね。
ただ1つだけ言いたいのは
「アナログを知った上で、デジタルを使え」って事です。
真空管の音やアナログシンセの音も、本物を聞いた事が無くても
PCの中では知っているっていう時代です。
操作性や拡張性に関してはスゴい進化をしていると思うし、コレからも
もっともっと素晴らしい進化を遂げるでしょう。
でも音に関して言えば、デジタルを使ってアナログを再現しようと進化なのか
後退なのか分からない事になってるとも思うんです。
技術的には進化なのでしょうが、それを使う人がアナログを分かっていなければ
本末転倒でしょ?
そんな人達にいっぱしの顔されても鬱陶しいだけです。
最近の若いミュージシャンもCDみたいな音を出すんです。
もっぱらギタリスト達ね。
アホみたいに歪ましたりして、挙げ句ラインっぽいから、キャビから出てくる音は
全然ヌケてこない。で、自分の音が聞こえないから上げたい。上げたってそんな音じゃ
生半可な上げ方じゃ聞こえない。すると今度は自分の音がデカ過ぎて弾けないって言う。
何じゃそりゃ?
大体、簡単に歪ませられちゃう機材もよくない。
今の機材は性能が良過ぎるんだよ。だからJCなのにブギーみたいな音が出るんだよ。
そしてアーティスト。
大体アーティストも甘え過ぎなんだよ。
俺が好きなアーティストはどんな状況下でもしっかり歌ってました。
勿論、イヤモニなんて無い時代です。
毎日違う環境で歌う訳だから、モニターはライフラインみたいなもんです。
なのに、ままならない時はあります。どうしようもない時もあります。
それでも最低でもコレさえあればっていうのを、その人達は持っていました。
そこにスタッフとして甘える気はありません。
むしろ、それでもヤリきってみせるって生き様や姿勢に触発されて、
「この人に恥をかかせられない」って思い、こっちも必死になったもんです。
本当、惚れさせてくれるアーティストが減ったもんです。
スタッフなんて単純なのにね。

何だか1年ぶりに吠えちゃいました。
次はいつかな。
それでは、また次回の講釈で。

更新です

さてさて、これで更新出来てますかな?
皆さん、ご無沙汰。
もはや影も形も無い塾長の三島でやんす。
何だか岡田氏じゃないけど、こうなると確かにブログですな。
お!
そうそう、遅まきながら辻さん無事に長女誕生おめでとうございます。
いやぁ〜めでたいですなぁ、子供が産まれるって。
是非、早めの第二子を頑張ってくださいね。

で、今回の三島塾のテーマは
『たかがケーブル、されどケーブル』
です。
ケーブルって言ったら色々あるけど、今回の話はステージ上にある全てのケーブルについて言える事です。
って言うか、ステージ上のケーブルって何であんなにキタないんだろうね。
勿論、汚れの事じゃないよ。這わせたかの事です。
ハッキリ言っちゃうと特に現地の照明さんがダントツひどいね。
困った事に汚いだけじゃなく、平気でPA、楽器の電源ケーブルやマルチと一緒に照明の
ボーダーケーブルを這わしてくるんです。
あれはワザとなの?
そうする事で何がおこるか分かってなくてしてる事なの?
知っててしてる事なの?
前にこんな事がありました。
とある地方での本番日です。楽器的にはある程度仕込み終わって、さて弦を換えたりと
細かい準備でもしますかねって頃合いです。ウチの電源と綺麗にピッタリとボーダーを
這わしている女の子が1人。俺が目の前にいたもんだから、「あの、ここ這わしてもいいですか?」って来たから、あぁこの子はまだ新人っぽいなぁと思い苛つくのを押さえながら「ごめんね。申し訳ないんだけど、ケーブルが伸びるならもっと離して欲しいから
この辺に這わしてもらっていいかなぁ」と何て優しい物腰の僕。
そうする事でウチのケーブルよりもボーダーのほうが少し外を這わす事になるから
こっちも低姿勢で答えたんです。
ところがですよ。
その子の先輩らしき30手前くらいの男が来てその子に言いました。
男「おい、お前何でこっちに這わさんの?」
子「楽器さんに、ここには這わさないで欲しいって言われたんで、、、」
男「ちぇ!何だよぉ〜めんどくせぇ〜なぁ〜!」

ええええぇーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?
何言ってんのこいつ!
あんまり頭に来たもんだから怒鳴っちゃいました。

っていうか、程度の違いはあるにせよ、俺が見て来た照明さんの半分以上はこんな感じで
す。何でなんすかね?楽器、PAの電源ケーブルの影響を受けてパーカンやムービングが
誤作動起こしたりとかしたら、きっと血相変えて飛んでくるだろうにね。
何で、自分達に影響が無いからってあんなにも無関心になれるんだろう。ノイズが出たら
自分達が折角作った明かりの世界も、魅力が半減してしまうだろうに、、、。
多分、俺が総理大臣だったら、ソッコー憲法改正で電源ケーブルの這わせ方って法律を
作るね。
それと、現地の意識が低過ぎるね。
完全に仕事の付き合いとやっつけ的な態度の人が多過ぎです。
俺はプロのツアースタッフとしてプロのローディーとして自分が携わるステージは
出来る限り綺麗に見える様にしたいと常に心がけてます。
そんなのは当たり前なんだけどね。
ある舞台監督が言ってました。
「誰が好き好んで、空ケースなんかお金払って見に来る?」
そのとおりですな。
いくらバラしやすいからといって、客席から見えるところに空ケースを置くなんて
ステージスタッフとして本末転倒でしょ?
そもそも仕込みバラしも大切な仕事だけど、その前に俺らは本番をしに来てるんだから。

でも、現地がいないと出来ないから仕方ないって言われた事もあります。
そんなのお客さんには何にも関係ないし、大体それならそれでツアークルーがコントロールすればいいだけでしょ?それが出来ないならそのシステム自体に問題があるんだから
そこを見直すべきだし。

きっとこんな事こうやって人の目に触れるところで書いたり言ったりする事は
今までなかったと思うから、俺嫌われちゃうかも知れないけど仕様がないね。
だってみんなで、カッコいいもん見せたいじゃない?
俺は喧嘩売ってんじゃないよ。
要はこっちはいくらでも協力するから、そっちもいくらでも協力してよって話です。

では、また次回の講釈で、、、。

勇気のススメ

私は臆病だ。

冒頭から今回のテーマを自ら否定するかの様な始まりではあるが紛れもない事実だ。だからこそ私は勇気に憧れるし、最低でも身の丈にあった勇気は持ち続けたいと常々思っている。それでも自分を成長させるために少しは背伸びをした勇気も必要だと思うが、それも度をすぎると身の破滅を産むばかりではなく 周りにも迷惑をかける事になりかねないから注意が必要だろう。しかし、私が今回テーマにする勇気とは皆が思う勇気とは少し違うかも知れない。何故なら「正義を貫くための勇気」や「悪に屈服しないための勇気」といった何かの主人公的な発想の勇気ではないからだ。では、私の言う勇気とはどんなものなのか。それは至って身近な勇気である。しかし、それこそが一番大切な勇気であろうと私は思うのだ。

『認める勇気』

これが今回のテーマである。上手に自分を認める事が出来ない人は沢山いると思う。勿論、私も例外ではない。特に自分の劣等感を感じてしまう様な事に対しては尚更である。例えばどんな事か。簡単な事で言えば謝る事である。人に謝るのに勇気が必要だというのも変な話ではあるが、そこに自尊心が絡んでくると勇気無しでは謝る事すらままならない。そう、この自尊心って奴が厄介なのだ。何かというと顔を出すこの自尊心。これがあるから「素直に謝れない」という事になるのだろう。

あなたは 自分が犯したミスを 格好が悪いからといって誤摩化して言い訳したりするのではなく、正々堂々と格好の悪い自分を正面から見据え 勇気を出してちゃんと謝る事が出来ていますか?

自分の至らなさを勇気を出して認める事が出来ていますか?

歳をとればとる程認める事が下手になります。キャリアを積めば積む程認める事が下手になります。更に大人に成れば成る程屁理屈が上手くなるから困ったもんです。

相手を不愉快にしてまで守りたい自尊心ってなんだろうか。そうまでして守る自尊心は格好がいいのだろうか。私は思う。そんな自尊心ほど格好悪く哀れなものはないと。自尊心は傷つかないように守るものではなく、自分を誇るための幹としてあるべきものなのだ。

だからこそ私は恥をかく勇気を持つようにしています。

自尊心を逞しくするためにも。

さて、今回の『勇気のススメ』いかがだったかな。これまた口で言うほど容易い事ではないのも重々承知の助。

とは言え私が思うにこれこそが勇気の基本ではなかろうか。私はそう信じてる。

それでは、また次回の講釈で。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ